[2024/1/26] MOD共創会議を開催しました

交流の場が集積する新モビリティ指向型都市(MOD)の開発コンソーシアム(MODコンソ)は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築の研究開発を進める広島大学、計量計画研究所、名古屋大学、筑波大学が中心となって実施中の4つのコンソーシアムの連携チーム「Mobility HINT」の関係者が集まり、東広島市においてMobility HINT Series #2 MOD共創会議を開催しました。会議は、広島大学ミライクリエとオンラインで同時通訳付きで開催、会場には約90名、オンラインには約110名と、国内外から多くの方が参加しました。

金子慎治(広島大学理事・副学長)の開会挨拶の後、西日本旅客鉄道株式会社理事 田淵 剛 鉄道本部イノベーション本部長、前延 国治 東広島市副市長から、来賓挨拶を頂きました。

事業紹介では、藤原章正(MODコンソ・研究開発統括責任者/広島大学教授)が、MODコンソが取り組む「交流の場が集積する新モビリティ指向型都市の開発(MOD)〜モビリティのリ・デザインによる15分都市の実現〜」について、MODの概念と必要性、4つのサブテーマから構成される研究手法について説明しました。

続いて、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期 プログラムディレクターの石田 東生 筑波大学名誉教授が、「SIP第3期スマートモビリティプラットフォームの構築で目指したいこと」として、本プラットフォーム構築の背景と目的、事業実施にあたって留意すべき研究姿勢について講演しました。

パネルディスカッションでは、藤原 研究開発統括責任者がモデレーターを務め、Mobility HINTに参加する4つのコンソーシアムから金森 亮(名古屋大学特任教授)、谷口 綾子(筑波大学教授)、石神 孝裕(計量計画研究所)が、それぞれの研究開発事業の内容と成果について、また、梅貴政(東広島市地域振興部地域政策課長)が、東広島市とJR西日本の新モビリティの実証実験について報告がありました。これを受けて、須田義大(東京大学教授)がコメントを述べました。続いて、SPMの有吉亮(名古屋大学)が、HINTへの期待と本プラットフォームの今後の方向性の提起があり、全員で議論を行いました。

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